チューチューカブリラ
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yome:「よし、最後の1個を売る相手はやつしかいない! 我々の敵、斎藤だ!」
taka:「yomeよくいじめられてるもんね… オレもよく駐禁くらってる」
斎藤:「いらん。全然いらん。死ぬほどいらん」
斎藤:「てかおまえら、そんなに金に困ってんのかぁ? yomeは在宅ワークでも始めたらどうだ?」
yome:「こっちは育休中だからある程度の収入は入ってきてんの! 子育て忙しいから、おまえに構ってるヒマなんてね・え・の!」
ババァ:「あのぉ、お巡りさん。ちょっと道を尋ねたいのだけども…」
ババァ:「スターバッチョスとやらに行きたいんですがねぇ」
taka:「バッチョス…」
斎藤:「それはひょっとして…すぐ目の前にあるアレですかねぇ?」
ピノ子:「…」
ピノ子:「うぅ… うぅぅ…」
taka:「どうした、ピノ子?!」
ピノ子:「お腹、蹴られた…こいつに…」
斎藤:「は?!」
ピノ子:「おばあちゃん気をつけて…この警官は子供をも蹴り飛ばす悪徳警官…」
yome:「うぅー! くりぬいた目玉返してください、お巡りさん」
taka:「えっ、この流れ… オレも何か言わないと…」
taka:「お、お尻が割れたぁ~」
斎藤:「おまえは下手くそだな!」
斎藤:「ったく…この一家は…」
ババァ:「お、恐ろしい警官じゃ…」
斎藤:「騙されやすいお年頃ですかー?!」
斎藤:「わかったわかった! 買やーいいんだろ、買やー!」
yome:「まいどあり」
ピノ子:「ふっ、ちょろいな」
ピノ子:「ばあば、全部売れたー!」
祖母:「みんなお疲れ様、ありがとね。ご褒美はみんなが欲しがってたアレよ」
ピノ子:「それってもしかして…」
taka:「えっ、何何?」
ピノ子:「チューチューカブリラだ!!!」
taka:「えっ、こんなの欲しかったの…?」
taka:「お義母さん、これ僕も着なきゃいけないんですかね…?」
祖母:「当然でしょ」
yome:「よし、もう1回斎藤を倒しに行くぞー!」
ピノ子:「次は息の根を止める」
祖母:「いってらっしゃーい」
祖母:「気持ち悪…」
斎藤:「バナナ買ったのとか久しぶりだな」
yome:「斎藤ー!」
yome:「こらー! 斎藤ー、開けろー!」
ババァ:「…」
”三つ星カラーズ”より
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