サラリーマン人生の終焉
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yome:「それで、その大事な話のレベルはいくつだ?」
上司:「レベル?」
yome:「レベルは3まであるよー」
上司:「なるほど。ちなみにレベル1は例えばどんな感じ?」
ピノ子:「レベル1、殺人事件」
上司:「えっ… いきなり殺人て…」
上司:「じゃあレベル2は?」
ピノ子:「学校に犬乱入事件」
上司:「それ殺人事件より重いんだ… じゃあレベル3は?」
yome:「私の便秘事件! たまにしかうんこ出ない!」
上司:「そうですか…」
yome:「あっ!? しなかった時のうんこはどこに行ったんだろう… うんこが消えている! トイレに流したうんこもどこかに消えて、いつの間にかまたお腹にいる… うんこは不思議だ…」
taka:「おい、上司の前で何言ってんだ…」
上司:「…じゃあ今回はレベル4かな…」
上司:「実は…私の出世が決まったんだ」
…
yome:「それはレベル1だろうが」
ピノ子:「それは1だと思う」
上司:「なんで、あなたの便秘より低いんだよ!」
taka:「ほんと、すみません…」
取締役:「何を遊んでるんだ?」
上司:「取締役?!」
取締役:「…というわけで、takaien君。君には上司の後を継いでもらいたい」
taka:「えっ?! しかし、私なんかで務まるでしょうか?」
取締役:「うん。君のような優秀な社畜…いや社員でないと務まらないんだ」
taka:「本音がだだ漏れですけど…」
取締役:「あっ、社長から電話だ。どうする?」
taka:「そんな簡単には決められませんよ。ピノ子も産まれたばかりですし…」
取締役:「じゃあその娘に決めてもらおう」
ピノ子:「返事はまだかと言っている」
取締役:「じゃあ君が返事しちゃいなさい」
taka:「えっ…」
ピノ子:「もしもし。もしこれで労働時間だけ増えて給料が増えなかったら…」
ピノ子:「目ん玉にリコーダー突き刺して、チューリップが咲いたを奏でるぞ、このブタ野郎」
taka:「完全にオレのサラリーマン人生が終わった…」
”三つ星カラーズ”より
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