賽の河原
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taka:「ムニャムニャ… 休みの日はほんと時間が経つのが早いなぁ…」
pino:「はじめちょろちょろ…なーかぱっぱ。赤子泣いても… お目覚めになられましたか?」
taka:「pinoko、おはよう。 だが、オレはわかってる。これはただの理想だと」
taka:「現実はこうだ。朝起きる度にpinokoのどアップの顔が近付いている状態で、よだれまみれの手でペチペチされて起きるのが日常だ。その前にpinokoの蹴りで目が覚めることもしばしば…」
taka:「おまえもう少しおとなしく起こせないのかよ」
pino:「ごめんなさい、パパ様」
pino:「でもpinokoは段差を超えることができるようになったのです!」
taka:「おまえ父と母を段差としか思ってないだろ… それにそのせいで、ひっくり返って頭打ってギャン泣きがルーティーンになりつつあるし…」
pino:「離乳食も1日2回」
pino:「上手に食べれるようになりました」
taka:「たしかに、最初だけウェーって顔するけど、その後はちゃんと何でも食べてるなぁ。えらいぞpinoko。トマト嫌いなのは両親譲りだから仕方がない」
pino:「パパ様もお食べください」
taka:「うん、ありがと」
pino:「それでは、わたしは仕事に行ってまいります」
taka:「えっ、何するの?」
pino:「ママがたたんだ洗濯物を破壊しに行かなければ」
taka:「yomeが賽の河原って言ってたやつか… yomeの心が折れるからやめてくれ…」
taka:「だが、パパも手伝うぞ!」
pino:「ママに怒られましたね。大丈夫ですか?」
taka:「大丈夫大丈夫」
taka:「pinokoを守るのがオレの役目だからな」
pino:「ちょっと、大丈夫ですかー?!」
pino:「久しぶりのお出かけですね」
taka:「おまえちょっと便秘がちだったからな」
pino:「えっ? どういうことですか?」
taka:「おまえはチャイルドシートに乗ると、うん〇をするという習性があるのだ」
taka:「案の定、ブリブリだったぞ♪」
pino:「そういうのは女の子にはちょっと…」
pino:「もっとオブラートに包んでほしいというか…」
taka:「それは無理だよ」
taka:「だって、おまえの子守唄はうん〇の歌だし。yomeの作詞作曲だ」
taka:「曲名は”糞まみれのpinoko”」
pino:「なんて破廉恥な!?」
taka:「残念ながら我が家はそういう家庭だ」
pino:「私もママのようになるのでしょうか…」
taka:「うーん、それはpinoko次第じゃないかな」
pino:「とりあえず、仕返しにママのスマホかじってきます!」
taka:「うん、3カ月もたず壊れたね…」
”プリンセスコネクト”より