第1回 pinokoハイハイ選手権
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taka:「yome、そろそろ決着をつけよう」
yome:「何のかしら?」
taka:「決まってるじゃないか、pinokoハイハイ選手権だ。お父さんとお母さんが同時に赤ちゃんを呼んで、どっちに来るか勝負するってやつだ」
yome:「やる前から勝敗が決まっている勝負をする趣味はないわ」
taka:「そんなのやてみないとわからないじゃないかぁ!!!」
yome:「わかったわ」
pino:「どうしたのじゃ。そんなにへこんでるとは、何かあったのか?」
taka:「放っておいてくれ…」
taka:「どうせpinokoはyomeがいいんだろ…」
pino:「ん? さっきの余興か?」
taka:「pinokoがこっちに来るようにめっちゃお尻を振ったのに!!!」
pino:「始めはカバンにつられてそっちに行こうと思ったのじゃが、やはりyomeに呼ばれては仕方があるまい」
pino:「そういえば、お主はおもちゃでもおかしでも何でも買ってやるとか言っておったのう」
taka:「言葉がわかるなら何でこっちに来なかったんだ…」
pino:「もうすぐクリスマスじゃから、サンタさんとお主からで2個プレゼントゲットじゃ!」
taka:「結局2つともオレが買うんだけどね…」
taka:「親思いの良い子だ」
taka:「ブルーレイは高いからダメ!!!」
pino:「もうすぐボーナスもあるからのう」
taka:「まだちゃんと出るかわからないし!」
taka:「今日はマイナンバーカードを発行して、マイナポイントの手続きをしに…」
taka:「って、何この格好…」
pino:「お主のマイナンバーカードの写真はそんな感じじゃったろ」
taka:「ああ。まさか10年も更新がないなんて思わなかったから、髪の毛ボッサボッサの縦長の写真が出て来てめちゃくちゃ恥ずかしかったよ」
pino:「でも今日もそんなに変わらなかったような…」
taka:「しかも、マイナポイントの予約に必要な項目が登録できてなくて、結局次回に持ち越しだったしな」
pino:「それは我のせいではない!」
pino:「また役所に行けばよいではないか!」
taka:「ここから週6勤務がずっと続くのにいつ行くんだよ」
pino:「来週は勤労感謝の日もあるではないか。その日は勤労者が全員休む日なのじゃろ?」
taka:「その日も仕事だよ…」
taka:「今月は仕事が忙しくてポイ活も全然だ…」
pino:「今月はもうあきらめるしかないわい」
”神様になった日”より