ソフ、学校へ行く
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ソフ：「はぁ、そろそろ寝るかなぁ」
ソフ：「学生の子たちは今頃学校に行って…」
ソフ：「お昼に恋バナしながらおやつを食べてるんだろうな…」
ソフ：「それに比べて私の暮らしは散歩…パソコン…」
ソフ：「時々テレビを見て、近所の田辺さんに勧められた盆栽いじり…」
ソフ：「パソコン以外、近所の老人と一緒だ…」
ソフ：「学校か…前に一度行ってみたことがあるが、合わなかったなぁ…」
ソフ：「教室はやたら日当たりが良いし…」
ソフ：「廊下は飛行禁止だし…」
ソフ：「吸血鬼にとっては地獄だな…」
ソフ：「ん？ takaienのやつ弁当忘れて行ったな」
ソフ：「ま、パンでも買うだろ」
taka：「んふふ～♪ 今日の卵焼きは会心の出来なんだ～！ タコさんウィンナーも可愛くできたし～！」
ソフ：「やっぱり気になる！ 眠れん！」
ソフ：「ハァハァ」
ソフ：「何とか昼休みに間に合ったな」
ざわざわ…
ソフ：「はっ！？」
なに、あのアサシン！？
アサシン！？ 本物！？
ソフ：「やはりこの格好は不審過ぎたか…」
taka：「あれ！ ソフちゃん？！」
なーんだ、takaienの知り合いか。
じゃあ納得。
ソフ：「takaien、おまえクラスではどんな扱いなんだ…」
ソフ：「弁当を届けに来たんだ。おまえ忘れていっただろ？」
taka：「わぁー、ありがとう！」
taka：「でも大丈夫だった？ こんな昼間に1人で出歩いて…」
ソフ：「ああ、途中危なかったが…」
ソフ：「髪が灰になっただけで済んだ」
taka：「私のためにそんな危険冒さないでー！」
友：「その子がいつも話してるソフちゃん？」
taka：「そうだよ。吸血鬼なんだよ」
友：「それってトマトジュースが好きとか？ 肌が弱くて日に当たれないとか？」
taka：「ううん、日に当たると灰になったり、鏡に映らなかったり…」
友：「本物か…」
友：「普段は何してるの？」
ソフ：「最近はモッピーだ。takaienに勧められてな。毎日お小遣いを稼いでるよ。中には月30万円以上稼ぐ強者もいるらしい。会員はついに700万人を超えたぞ」
taka：「私は4カ月で10000円の弱者だけどね。でも12歳から会員登録できるから、早く始めると結構稼げると思うな。学生でもできるんだよ」
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taka：「ちなみにソフちゃんこう見えて私たちよりずっと年上なんだよ」
友：「えっ、いくつなの？」
ソフ：「えっと…まあ大体340歳くらいだったかな…」
taka：「えっ？」
ソフ：「そんな目で見るな」
