小金持ち
★前回の記事はこちら
pino:「パパ様、今週は何かの記念日があったのですか?」
taka:「今週はpinokoの200日記念日だよ。大きくなったな」
pino:「それほどでも」
pino:「それでお祝いにケーキを。ありがとうございます」
taka:「うん。でもケーキ食べるのは大人たちだけだから。ただyomeがケーキを食べたいだけなんだよ」
pino:「ママの考えそうなことですね…」
pino:「結局4連休は全部お仕事でしたか…」
taka:「うん。だいぶ穢れを溜め込んだから、今日はyomeにお願いして久しぶりのスロットに行かせてもらったよ」
pino:「大変でしたね。それで結果の方は?」
taka:「まど2で+17000円! 最初から弱チェの落ちが良かったし、弱チェほむらとか単独紫とかスイカ赤ビッグとか、とにかく高設定の要素が多かったよ。スロットでも無事穢れを解放してエピボもゲットした」
pino:「やりましたね。やはり穢れを溜めた後は勝てますね。でも、なんですぐやめちゃったのですか?」
taka:「門限までに帰らないとyomeに殺されちゃうからね」
pino:「そうですか…」
taka:「体力的にも3時間くらいで疲れちゃうから、ちょうどいい感じだったよ。これで今週も何とかがんばれそうだ。yomeに感謝感謝…」
pino:「お昼の天ぷらおいしかったですね」
taka:「ああ、スロット行ったら勝っても負けてもメシをおごるのが我が家の慣習だ」
pino:「久しぶりのパパとのお出かけ嬉しかったです」
taka:「うん、おれも。今週ほんと余裕がなかったからな…」
taka:「でもおまえ最近チャイルドシートに乗るとギャン泣きだけどな」
pino:「ふぐっ!」
pino:「昨日も御迷惑をおかけして申し訳ありません!」
taka:「最近よく大声出せるようになったね。元気で何よりだ」
pino:「なんか気にくわないというか…」
pino:「ところで、今週はモッピーで現金化したんですよね?」
taka:「ああ。2000円な」
pino:「じゃあ今パパ様は小金持ちですね」
taka:「pinokoにも何か買ってあげようか?」
pino:「私はママにかわいい帽子を編んでもらったので、それだけで十分です」
taka:「pinoko…」
taka:「おまえはほんと良い子だな… たしかにかわいいけど…」
taka:「おまえローマ法王みたいなんだぜ…」
”プリンセスコネクト”より
賽の河原
★前回の記事はこちら
taka:「ムニャムニャ… 休みの日はほんと時間が経つのが早いなぁ…」
pino:「はじめちょろちょろ…なーかぱっぱ。赤子泣いても… お目覚めになられましたか?」
taka:「pinoko、おはよう。 だが、オレはわかってる。これはただの理想だと」
taka:「現実はこうだ。朝起きる度にpinokoのどアップの顔が近付いている状態で、よだれまみれの手でペチペチされて起きるのが日常だ。その前にpinokoの蹴りで目が覚めることもしばしば…」
taka:「おまえもう少しおとなしく起こせないのかよ」
pino:「ごめんなさい、パパ様」
pino:「でもpinokoは段差を超えることができるようになったのです!」
taka:「おまえ父と母を段差としか思ってないだろ… それにそのせいで、ひっくり返って頭打ってギャン泣きがルーティーンになりつつあるし…」
pino:「離乳食も1日2回」
pino:「上手に食べれるようになりました」
taka:「たしかに、最初だけウェーって顔するけど、その後はちゃんと何でも食べてるなぁ。えらいぞpinoko。トマト嫌いなのは両親譲りだから仕方がない」
pino:「パパ様もお食べください」
taka:「うん、ありがと」
pino:「それでは、わたしは仕事に行ってまいります」
taka:「えっ、何するの?」
pino:「ママがたたんだ洗濯物を破壊しに行かなければ」
taka:「yomeが賽の河原って言ってたやつか… yomeの心が折れるからやめてくれ…」
taka:「だが、パパも手伝うぞ!」
pino:「ママに怒られましたね。大丈夫ですか?」
taka:「大丈夫大丈夫」
taka:「pinokoを守るのがオレの役目だからな」
pino:「ちょっと、大丈夫ですかー?!」
pino:「久しぶりのお出かけですね」
taka:「おまえちょっと便秘がちだったからな」
pino:「えっ? どういうことですか?」
taka:「おまえはチャイルドシートに乗ると、うん〇をするという習性があるのだ」
taka:「案の定、ブリブリだったぞ♪」
pino:「そういうのは女の子にはちょっと…」
pino:「もっとオブラートに包んでほしいというか…」
taka:「それは無理だよ」
taka:「だって、おまえの子守唄はうん〇の歌だし。yomeの作詞作曲だ」
taka:「曲名は”糞まみれのpinoko”」
pino:「なんて破廉恥な!?」
taka:「残念ながら我が家はそういう家庭だ」
pino:「私もママのようになるのでしょうか…」
taka:「うーん、それはpinoko次第じゃないかな」
pino:「とりあえず、仕返しにママのスマホかじってきます!」
taka:「うん、3カ月もたず壊れたね…」
”プリンセスコネクト”より
ひめごと④
★前回の記事はこちら
taka:「おまえとの茶飲み話はまた別の機会に作ってやるから」
エキ:「魔女に…そんな簡単なことのように約束を取り付けるのか…」
エキ:「こんな茶会は初めてだ…」
エキ:「本当に帰るなら最後に対価を頂こうか」
taka:「言っとくがオレは万夫不当の一文無しだぞ?」
エキ:「それはキミのブログをずっと見てきたから知ってる」
エキ:「キミに求めるのは誓約かな」
taka:「誓約?」
エキ:「時々でいいから僕をこのブログに登場させておくれ」
taka:「えっ?! そんなんでいいの?」
エキ:「僕は今暇なんだよ。ちょうど良い暇つぶしになりそうだから」
taka:「たしかにオレのブログ見てるなんて相当暇なんだな…」
エキ:「それは読者のみなさんにとっても失礼じゃないかな?」
エキ:「それに、万年ネタ不足のキミのブログに登場してネタを提供してあげるんだから感謝してほしいくらいだけよ」
taka:「たしかに…そりゃあ助かる!」
エキ:「でも毎回は困るよ」
taka:「えっ?」
エキ:「こっちもそう話が続くわけじゃないからね」
エキ:「さぁ、とっとと戻って8月のお小遣い稼ぎの結果を発表してきなよ」
エキ:「まあどうせダメダメなんだろうけどね」
pino:「ちょっと、パパ聞いてるの?!」
taka:「はっ!? あっ、戻ったのか… えっ、なんだって?」
pino:「だから、わたしパパのブログ全部見たって」
taka:「なんだ、そんなことか…」
taka:「って、えー!!!」
taka:「全部って、過去のものも?!」
pino:「うん、見た」
taka:「詰んだ! オレの人生詰んだ!」
pino:「それでは大変遅くなりましたが8月のお小遣い稼ぎの結果を発表します。どうしようもないパパですが、これからもよろしくお願いします」
8月のお小遣い稼ぎの結果
モッピー 1002円(1002P)
ワラウ 737円(7375P)
Tweepie 1319円(1319P)
ブログ 0円
計 3058円
※Rポイントは買い物した時のポイントもついたりしてわけがわからなくなったので、今月から集計にはいれないことにしました。
taka:「しょっぱいな」
pino:「うん。来月はがんばろうね」
かくしごと編 完
ひめごと③
★前回の記事はこちら
taka:「ここはどこだ? オレはpinokoと話をしてたはずだ。いつ転移させた?」
エキ:「残念だが勘違いだよ。君は肉体的な転移を体験したわけじゃない。僕の茶会に招かれただけさ」
taka:「茶会だ?」
エキ:「魔女の茶会にね」
エキ:「いつまでそうしてるつもりだい? せめてお茶が冷める前に席に着いてもらえないかな?」
taka:「魔女の茶会に招かれたってことは、よっぽど穢れが溜まってたってことか」
エキ:「それは別の話だよ。君が仕事で穢れをいくら溜めようが関係ない」
エキ:「君がここに来たのは、あのままあそこにいたら心がバラバラになってしまうところだったからだよ」
taka:「ハッ、なんで愛する娘と話をしてたら心がバラバラになるってんだよ」
エキ:「君は本当に記憶をなくしてしまったようだね」
taka:「何?!」
taka:「おまえは知ってるのか?」
エキ:「もちろんだとも。ずっと見ていたからね」
エキ:「8月31日に何があったか」
taka:「8月31日…」
エキ:「それじゃあ一緒に思い出してみようか」
taka:「なっ…」
エキ:「8月31日。つまりは月末だ。君がいつも月末にやっていたことは何だい?」
taka:「月末は… お小遣い稼ぎの結果報告をブログでするのが最近のルーティーンだ」
エキ:「そう… あの日も君は8月のお小遣い稼ぎの結果報告をしようと準備していた」
taka:「ああ…そうだ」
エキ:「そしていつもブログの前にTwitterで先行発表していたよね?」
taka:「戻ったのか…?」
エキ:「さぁ、そろそろ思い出してきたはずだ。Twitterを開こうとしたらどうなったんだっけ?」
taka:「ぐっ… そうだ… Twitterがなんか変な感じになってて…」
エキ:「簡単に言うと、君のアカウントが凍結されてたってわけさ」
taka:「ぐっ…」
エキ:「君はTwitter社に異議の申し立てをしたが、未だに返事はなし。もう手遅れかもしれない」
エキ:「君がこれからの柱として考えていたTweepieは、フォロワ―数で1回の単価が決まる。その時までのフォロワ―数は8600を超えていたから君のツイートの価値は1回100円だった。1日1回でも月に3000円は稼げる予定だった」
エキ:「それが一瞬で奪われたってわけだ。理由もわからないまま」
taka:「そうだ…」
エキ:「慌てて君は新しいアカウントを作成した。でも当然すぐにフォロワ―は増えない。現時点での君のツイートの価値は1回15円だ。そして何もかもやる気がなくなったってわけさ」
taka:「そうだよ…」
taka:「Tweepieは停滞気味だったオレのお小遣い稼ぎの救世主になるはずだった。その礎を急に何の通知もなく奪われたんだ! それに万垢もすぐそこまで見えてたんだ!」
エキ:「そのTweepieが原因だって可能性もあるんじゃないかな?」
taka:「そ、そうなのか?!」
エキ:「えっ?! いや…」
エキ:「よくわかんない」
taka:「おまえ、強欲の魔女なんだろ?! 何でも知ってるんじゃないのかよ!」
エキ:「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」
taka:「そういうの今いいから」
taka:「なんかおまえと話してたら怒りが湧き出てきた…」
エキ:「えっ…」
taka:「ちょっくらTwitter社に行ってくる」
エキ:「やめときなよ。君みたいな小市民が行っても相手してもらえないよ。てか、アメリカだよ?」
taka:「なんかわからんけど、元気出たわ。ありがとな。もう行くわ」
エキ:「えっ、ちょっと待って!」
エキ:「ウソでしょ?! 僕は強欲の魔女だよ?! もっと他に聞きたいことは…」
taka:「ない」
エキ:「えー!」
”Re:ゼロからはじめる異世界生活”より
ひめごと②
★前回の記事はこちら
pino:「待ってて、パパ!」
pino:「お願いがあるの! パパにどうしても見せたいものがあって…」
pino:「パパ…」
pino:「そんなことよりも今は早くパパにわたしのこと思い出してもらいたい!」
pino:「みんなー!」
pino:「失礼します!」
yome:「pinoko! まさか、それ!?」
pino:「これ… 読んでください」
taka:「ん?」
taka:「なんだこれは?!」
pino:「これはパパが1年半続けてきたブログのコピーです」
taka:「これは…」
taka:「ヒド過ぎる…」
taka:「はっ?!」
pino:「おかえりなさい。今日もお仕事おつかれさま」
pino:「パパにぶつけるなんてできないよ」
pino:「パパ、わたし離乳食食べれるようになりました」
pino:「パパ、んーあ!ってしゃべれるようになりました!」
pino:「パパ、わたし…」
taka:「おまえは…」
pino:「パパ、わたし0.5歳になりました」
taka:「pino…」
taka:「あれ…」
taka:「ここは… オレはpinokoと話してたはずじゃ…」
「なるほど。それが君の欲の根幹か。なかなか興味深いことだな」
taka:「えっ…」
「おや、驚かせてしまったかな?」
「僕の名前はエキドナ」
「強欲の魔女とそう名乗った方が通りがいいかな?」
taka:「…」
ひめごと①
★前回の記事はこちら
pino:「パパがブログを更新しなくなって2週間…」
pino:「一体何があったんだろ…」
pino:「お仕事は相変らず忙しそうだったけど、それが原因だとは思えない…」
pino:「またママに怒られたのかな…」
pino:「2週間って意外と長いなぁ… 私もこんなに大きくなっっちゃったよ… ん? 2週間…?!」
pino:「まさか… パパ、コロナになったんじゃ…」
pino:「ハハッ まさか。 ないない」
pino:「前に更新止まった時は、リゼロ徹夜で見てて寝過ごしたとかってくだらない理由だったから、今回もきっとそんなんだよね」
ナース:「あの人大丈夫かしら…」
ナース:「こんなご時世だからね…」
pino:「えっ… パパが入院?!」
pino:「パパー!」
pino:「大丈夫なの?!」
taka:「… 誰?」
pino:「えっ…」
yome:「pinoko… takaienは何かショックなことがあって一時的に記憶をなくしているらしい」
taka:「何かやらなきゃいけないことがあったような気がするんだが… 思い出せない…」
pino:「パパ… それはきっとブログじゃないかな?」
taka:「ブログ? なんだそれ?」
taka:「そんなもの知らないぞ」
pino:「ブログは日記のようなもの。私の成長記とパパのお小遣い稼ぎの結果を記録するものとしてパパは1週間ごとに書いてたんだよ」
pino:「読者のみなさんも待ってるよ」
taka:「オレはネットLvが低いからそんなことはできないよ…」
yome:「うん。ついでに文才もないぞ」
pino:「1回だけ挫折したこともあったけど、それでもパパが1年半続けてきたものなんだよ?」
pino:「それを忘れちゃうなんて…」
pino:「よっぽど辛いことがあったんだ…」
pino:「私のことも忘れちゃうなんて…」
pino:「もしかして私のせいなの?」
pino:「最近寝起きに毎日パパの顔を蹴ったりしてたから?」
pino:「それが原因で記憶喪失になっちゃったの?!」
pino:「だったら…」
pino:「私がなんとかしなきゃ!」
”かくしごと”より
反面教師
★前回の記事はこちら
★久しぶりの更新!!! 今回はモッピーの記事です!
takaienのもう1つのブログ
taka:「ふー! 3連休もあっという間だったな。結局何にもしなかった気がする」
taka:「まあpinokoといっぱい遊べたから良かったけどな」
pino:「パパ、ママからお手紙預かってるよ」
taka:「えっ、何々… pinokoが最近オムツをはかせる時にジタバタしてなかなかはかせてくれない、辛い… またpinokoがチャイルドシートをうん〇まみれにした、辛い…なんだこれ…」
pino:「ごめんなさい」
taka:「pinokoのノールックビンタが痛すぎて、辛いだとー?!」
pino:「ごめんなさーい!!!」
taka:「こら、pinoko! 今yomeを刺激するのはマズ過ぎる! また実家に帰ってしまうではないかぁ!」
pino:「だってペチペチしたいんだもん」
pino:「わっ! こらっ! ダメだよ!」
taka:「そんな都合良く犬が…」
taka:「いいか、pinoko。我が家にとってはyomeの機嫌が全てだ。これからおまえが生きていく上で一番大事なことだ。よく覚えておくんだ」
taka:「ちゃんとお母さんの言うこと聞くんだぞ」
pino:「うん、がんばる」
pino:「今日、本を借りに図書館行ってみたら休館日で借りれなかったね」
taka:「pinoko… それはyomeにとっては日常茶飯事だ。お母さんを責めてはいけない。これまで何度あったことか…」
pino:「ふーん」
taka:「反面教師って言葉を覚えておくといいぞ。人のふり見て我がふり直せとも言う」
pino:「じゃあお父さんも教師なんだね! ずーっと行くって言ってた散髪屋さんに今日やっと行ったら定休日だったもんね」
taka:「ぐっ…」
taka:「pinokoはそんなオレたちに育てられるんだから、しっかりした子になるといいな」
pino:「うん。ちゃんと反面教師する」
taka:「さぁ、8月もいよいよ最終週だ。来週は8月の小遣い稼ぎの結果を発表するぞ」
pino:「このままだと散々だろうから、この一週間がんばってね」
taka:「そうなんだよなぁ…」
”かくしごと”より